Thursday, April 17, 2008

評価されることについて

 コンサルタントという仕事は常に自分の仕事のできばえについて評価に晒される。これはある面厳しいのだが、一方で他者の目を通して見た自分を知ることで、非常に意味のあることだと思う。職業柄ポジティブな評価を相手に与えることに留意して仕事をしているのは、「人は得意なこと、上手なことでのみ、何事を成す。」ということばを信じているから。人間の能力を信じて仕事をすると、人はその人の持つ多面的な能力の内の、得意分野で業績を上げているということにこそ着目すべきと思うのである。不得手なことを指摘して上手になる確率よりも、得意分野で業績を挙げる確率のほうが高いのではないかと思う。

 今日やってきた講義の評価は、私が期待していたよりも低かった。参加者のフィードバックを生かして明日の講義をどのように変えていくかそれが問題だ。

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